2016年5月に北新地に移転しています。新店舗の記事はこちら→祝！北新地・新ダイビルに移転オープンした「ル・シュクレ・クール」のパンをようやく手に入れました | sorarium
結局、どんなベーカリーやブーランジュリーを巡っても最後にはここに戻ってきてしまう。そんな私のベストオブパン屋こそ、吹田は岸辺にある「ル・シュクレ・クール」。以前は二週間に一回ぐらい行っていましたが、食費予算を大幅にオーバーしたため、最近は一〜二ヶ月に一度の割合で通っています。（これ以上あけると禁断症状が出てくる）
完璧なバゲット（320円）。このシルエットたるや！皮はパリパリと香ばしく、中はもちもち。シュクレのバゲットを食べるまで、私はバゲットが苦手でした。固いだけじゃないか、と。ここのバゲットを食べたら、もう二度とそんなことは言えなくなりました。
ル・シュクレ・クールといえば、クロワッサン（260円）は外せない。フランスのバターがじゅわっと浸み込んだクロワッサンは、一口食べるごとにバターの甘い香りと風味に包まれます。ハラリと少し触っただけで儚げに皮が落ちる繊細なパン。
そして、昨年店舗リニューアルと同時に販売されるようになったシナモンロール（260円）。こんなシナモンロール食べたことない。クロワッサン生地で作られたシナモンロールは軽やかな風味にたっぷりとシナモンが練り込んであって贅沢！
ヴィエノワ（クレーム・オ・ブール 220円）、ヴィエノワ（ガナッシュ 230円）。クレーム／お・ブールには、ほんのり甘いミルクパンのようなパン生地に、濃厚なバタークリームがたっぷり。
ガナッシュにはガナッシュクリームと、小さな粒のチョコレートがたくさん詰まっていて、どっちのヴィエノワもおやつにぴったり。
芦屋にあるメツゲライクスダのベーコンを挟んだBLTサンド（830円）。うーん、高い。高いけど、なんだこの美味しさは！！夢中で食べてしまった。このクセのある力強いラミジャンが塩気のあるベーコンにちょうどいいい。
マヨネーズは自家製？！美味しすぎる。
シュクレに行ってパンドミ（420円）を買わないことなんてありません。12〜13時ぐらいに行くと、焼きたてなのでスライスはしてもらえませんが、14時ぐらいに行くと売り切れてることが多いのでなかなか悩ましい。
中がもっちもちで、焼いてもそのもっちり感が全く失われません。ここのパンドミを初めて食べた時、感動しました。え、食パンってこんなに美味しいものなの、と。
トロペジェンヌ（300円）。柔らかいふわっとしたブリオッシュ生地にアーモンドスライスをたっぷりくっつけて、中にカスタードが詰められています。フランス・プロヴァンス地方のお菓子。
ラム酒の香りがふんだんにする大人のおやつ。
他にも、抹茶をねりこんだサクリスタンや、いちじくの入ったパン・オ・フィグなどもおすすめ。季節ごとに新しいパンが入れ替わるので、シーズンを通して新作も楽しめます。（逆に季節パンでお気に入りがあっても、終わってしまえば次のシーズンまでおあずけ、ということも）
とにかく人気店なので、初めて行かれる場合は予約注文がベター。週末は混雑するのでお昼をすぎるとかなり品数も少なくなります。平日でも日によっては15時ぐらいでだいぶ少なめな時も。
基本的に16時か17時ぐらいには売り切れ終了になっていることが多いです。
最寄り駅から徒歩約20分とかなり遠いですが、ここは足を伸ばす価値あり。後悔はしないはず。ちなみに昨年リニューアルしてイートインもできるようになっていますし、大阪市内には四ツ橋出張所もオープンしました。四ツ橋限定のコッペパンとかも気になるところ。
ぜひ訪れてみてください。
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【店舗情報】
店名／ル・シュクレ・クール
住所／大阪府吹田市岸部北5-20-3
TEL／06-6384-7901
定休日／火曜日
営業時間／8:00～19:00 売り切れ次第終了
