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幻の冬

 出勤間際に、M-ONでFishmansの「いかれたbaby」のLive映像が流れ出して思わず座り込んでしまった!朝から運がいい。

 今日の「儲かりマンデー」は出版社の「幻冬舎」の社長がゲストだったし。日曜の出勤前にはこの番組をつけながら準備をしているのですが、毎回興味深いゲストで、番組構成も面白くてついつい見てし・
ワう。インタビュアーが極楽とんぼの加藤浩次なのですが、とてもうまいと思う。この人、インタビュアーとしてはすごく向いてるんじゃないかな。相手をきちんとたてて上手におだてながら、つっこむべきところはきっちりつっこむので、相手も思わずぽろりと本音を漏らしてしまったりする。質問のもっていきかたがうまい。他の人が尋ねたら、不快感を示すのではないか、というような質問でも彼がすると嫌みがないどころか、思わず苦笑してしまう。これはすごい強みでしょう、インタビューにとっては。この番組を見始めてから、彼に好印象を持つようになったくらい良い。番組自体がいい内容だし。

 幻冬舎の社長は昔、角川書店で働いていて、そこで編集者として大成功を収めてから、退職して幻冬舎を立ち上げたらしい。大手の出版社でも十年に一度ミリオンセラーが出せればいいという業界で、幻冬舎は十一年に十一冊のミリオンセラーを出している、というからそのすごさは半端ではない。この人は社長でありながらも、編集者としても今まだやっており、例えば、宮本輝氏や五木寛之氏、村上龍氏(ちなみに角川時代に「トパーズ」の編集をしたとか。村上龍を世に送り出した人とも言える。一昨年あた・
閧ノミリオンセラーになった龍氏の「13歳のハローワーク」は実は幻冬舎から出ていたのでした。)とにかく作家と密につきあうことを信条にしている編集者らしい。

 
彼が角川の新人当時に担当した『公文式算数の秘密』。彼女と歩いていて、ふと見かけた看板。後で調べてみてこれは面白そうだ、オリジナルだし、いけると思って出したら30万部以上のヒットになったというからすごい。オリジナルにこそ価値がある、というのは確かにと頷ける。

 広告戦略についても驚いた。新聞の三八広告。当時、複数の本をずらりと並べる手法ばかりだった広告で、一冊の本だけを大きく掲載して売り出す、という手法を初めてとったのが幻冬舎だというからびっくり。今では当たり前にみかける広告スタイルなのに。斬新なアイデア、オリジナリティというのは、よくも悪くも目をひくものだ。そこに挑戦出来る、というのが素晴らしい。

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