3歳児と一緒に「せなけいこ展」(阪急うめだ)へ行きました

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「ねないこだれだ」のおばけ、ご存知ですか。黄色い猫のようなお目々をしたおばけのお話。なかなかねない子をおばけの仲間にしちゃう、ちょっと怖い絵本です。貼り絵で描かれた絵はとても可愛いのに、なぜかお話はどこかシュールでへんてこ。そんな絵本をたくさん作り続けたのが「せなけいこ」さん。

彼女の誕生50周年記念の原画展示が阪急うめだで開催されていたので、3歳の坊を連れて立ち寄ってみました。

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展覧会を見てみて

この展覧会では250点以上の資料や原画が展示されているのですが、やはり見どころは原画。

ねないこだれだ、めがねうさぎ、いやだいやだ、などなど、自分が読んだことのある絵本の原画を見ると、貼られた紙の質感や素材感、はみ出たノリの乾いた跡、手で破かれているからこその味わいがそのまま伝わってきて、あぁ、やはり絵本とは違う、とちょっと感激しました。

あと、多くの絵本が、せなさんが自分のこどものために作ったものだと知って(たとえばめがねウサギは、眼鏡をかけなくてはいけなくなったこどものために)、やっぱり創作の一番の原動力になるのは身近にいる大切な人のためなんだな、と。

個人的には、日銀に勤めつつカット絵や幻燈、紙芝居などの仕事をして、その後、武井武雄氏に師事、絵本作家として37歳で子育てしながらデビューというのに驚きました。絵本作家としては遅咲きだったんですね、せなさん。

妖怪やおばけが好きで、おばけのてんぷら、ねないこだれだ以外にもたくさんおばけを描いておられてて、その原画も見ることができました。

3歳の坊も、せなさんの絵本は何度か読んだことがあるので、結構楽しそうにしていました。スタンプラリーがあるのもゲーム感覚でよかったみたい。

写真スポット

ラストはたくさんのせなさんの絵本が置いてある本棚の近くに、テーブルと椅子が置いてあって自由に読むことができました。あと缶バッジを作るコーナー。写真撮影スポットも。

坊と一緒に缶バッジをつくりました。選んだのはおばけじゃなく、めがねうさぎの方で意外!

コラボカフェ

同じフロアにある祝祭広場横のカフェルパンではコラボカフェが開催中。

食後だったのでお腹がいっぱいのため立ち寄りませんでしたが、本当に可愛い!サンドイッチとおばけのカフェラテは売り切れでした。可愛いもんなー。

グッズ

最後はグッズコーナー。ここはチケットが無くても入れるせいか、大混雑!

せなさんの絵本をはじめ、トートバッグ、Tシャツ、マグカップ、マスキングテープ、ポストカードなどたくさんありました。どれも可愛いぞ。

初めて一緒に見た展覧会の記念に、と坊に絵本買ってあげるよ、と言うと選んだのはこの2冊。

買って帰った日から一週間ぐらいは毎日3回ぐらい読まされてました。

あとはポストカードも。最近はなかなか書けないんですが、いつもお便りいただいてるので方たちに送りたいな。

3歳児にはまだ無理かなーと思ったんですが、相方も一緒だったこともあり私はじっくり展示を見られたし、坊もそれなりに興味深そうに原画を見ていて、そのせいもあってか非常に買って帰った絵本もお気に入りになったようなので、やっぱり行って良かった!

すでに阪急うめだでの展示は終わっていますが、夏にはまた広島で開催されるようです。お近くの方はぜひ。

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