昆布の街・大阪で100年以上続く昆布専門店「土居」(からほり商店街)

こんぶの土居

大阪の代表する食べ物である「うどん」。その決め手はやはりだし。そして大阪うどんのだしに使われているものこそが昆布です。関東はかつおだしが主流ですが、昔から大阪は昆布の街で、おぼろ昆布やとろろ昆布といった細工昆布もまた大阪の名物となりました。そんな昆布の専門店が昔ながらの商店街であるからほり商店街の中にあるのですが、ずいぶん前々から行きたいと思っていて今回初めて立ち寄ることができました。



昆布のうまみはやはり本物の昆布から

土居では、化学調味料や添加物は一切使っていません。加工品でも、それに使われる醤油やみりん、酒も選びぬかれたものが使われています。

それゆえに化学調味料に舌が慣れてしまった人には、「ものたりない」と言われることもあるようで、パッケージにはその旨が書かれています。けれど、けして味が薄いわけではなく、よくよく味わうとその風味の奥に豊かなうまみが広がっていることがわかるはずです。

ここでは、昆布だけではなく全国から集めた、きちんと作られた本物の調味料なども販売されています。

大阪の食文化 どうして大阪には昆布屋が多いのか
昆布のハナシ : Food Library – くいだおれ大阪 食のライブラリー
大阪府/連載コラム「大阪のだし」  第18回 (平成25年5月30日掲載)

このあたりの記事も面白いので参考に。

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購入したのは、えのきこんぶ、おぼろ昆布、そして練りゴマです。

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ちょうど練りゴマが無くなったところだったので、裏ごしをしてあるねりごまを買うことに。なんとも美味しそう。

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えのきこんぶは、天然まこんぶとえのき茸を薄味に炊きあげたもの。お酒やごはんのおともにもなりますし、卵とあわせて和風オムレツにしたり、スープの具にもなります。

原材料名には、使われた味醂や酒の原材料名まで書かれていてびっくり。なかなかここまで書いてあるところはありません。

薄味とありましたが、しっかり醤油の味がついていて、ほんのりみりんの風味で甘辛くて、ほんのちょっぴりでもご飯がすすむことすすむこと。なんて危険な炊合せ!

今回は買いませんでしたが、美味しんぼにも登場したという昆布の10倍濃縮だしがとにかく美味しそうでした。からほり商店街はちょっと遠いですが、足を伸ばす価値ありです。他にもこの商店街には、映画「プリンセストヨトミ」に登場したお店もあったりして雰囲気もよく散策するにはぴったり。

通な大阪土産としてもきっと喜ばれるはずです。

【店舗情報】
店名/こんぶ 土居
住所/大阪市中央区谷町7丁目6番38号
TEL/06-6761-3914
定休日/日曜・祝日(年始・夏季一週間)
営業時間/9時~18時

↓8/29には、とうとう本が出ます!

↓実は美味しんぼ(77)にも、このこんぶの土居さんの10倍昆布だしが登場しています。

大阪を舞台にした小説でも昆布屋さんが出てきます。↓少し前にNHKでドラマ化され、尾野真千子と森山未來が演じていましたが、大阪のいろんなお店が出てきます。

↓もう一冊。大阪の昆布問屋に丁稚として働き、その後暖簾分けしてもらうことになる青年の話。山崎豊子さん。

この記事を書いている「そら」って誰?

大阪在住、30代後半。今は子育て期間でいろいろお休み中。美味しいものをもぐもぐするのが趣味。カメラはオリンパス OM-D E-M5。訪れたお店やお気に入りの雑貨、レシピなど色々書いてます。さらに詳しく知る



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