命短し、とろけよ生チョコ!京都・岡崎の「京都生ショコラオーガニックティーハウス」

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チョコレートに求めるものは何ですか?甘さ、ほろ苦さ、恋の味……。多くの人が一粒のチョコレートをこんなにも求める理由は、おそらくはその“口溶け感”ではないでしょうか。舌の上にそっと置いた瞬間からとろりと溶け始め、まるで桜のように満開になったその時から散り始める。そんな儚さがやみつきになるのかもしれません。そしてその儚さの結晶とも言えるのが「生チョコレート」でしょう。京都・岡崎にある隠れ家のような生チョコレート専門店「京都生ショコラ オーガニックティーハウス」の生チョコはまさに、幻のようなチョコレートでした。P1310115

「京都生ショコラ オーガニックティーハウス」はちょっとわかりづらいところにあります。住宅街にそった路地を歩いていると鬱蒼と木々がしげる一軒家がひっそりと佇んでいます。木に書かれた看板があるのですが、ぼーっとしていると見落としてしまいそう。

え、本当にここ?!とまごまごしながら、飛び石にそって進んでいくと、一応玄関らしきものがあるのですが、とてもお店のように思えません。うーん…と迷っていたら、カラリと扉をあけてご主人が出てきてくれました。

実は、ここはテイクアウトだけではなく建物の中で生チョコレートとお茶をいただくこともできます。私は予定があったので、テイクアウトでお願いしました。

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待っている間、お庭に通されて椅子に腰掛けて待っていると、温かいオーガニックティとお茶うけとして一粒生チョコレートを持ってきてくださって、なんだか申し訳ない気持ちに。でも気温が低く身体も冷えきっていたので、その心遣いがとても嬉しかったです。

持ってきてくださったのは、カナダ人の奥様。ご主人は、以前ニューヨークの日本領事館で、フランス料理の料理人として腕をふるっていたとか。

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パッケージも洗練されています。本命へのバレンタインプレゼント、特別な人への贈り物にふさわしい装い。三種類が入った詰め合わせは一箱1,980円。

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生チョコはご主人である中西さんの手作り。こちらはミックスタイプで、三種類の生チョコが一列ずつ入っています。スウィートはオーストリアのハーブリキュールをきかせたもの、ビターはドミニカ産有機カカオマスを使った大人のほろ苦風味、最後は宇治の抹茶をふんだんに使った抹茶味。

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気品高く、大人の味がする生チョコレート。口にいれた瞬間に、その明確な輪郭が一気に崩れて、ねっとりとした口どけ感が広がる。もう少し味わいたい、と思っている間に、全てが溶けきり余韻を感じている間にもう姿は見えなくなっている。気ままなレディに振り回されているかのよう。

でもそんな彼女に毎日でも会いに行きたくなるのです。一日に一粒、と決めて大事に大事に惜しみながら食べるチョコレート。

保存は冷凍庫で。一ヶ月ぐらい待ちます。冷凍庫から出してそのまま食べてもいいのですが、少し置いて固くなくなってから食べる方がなおさら美味しいですよ。

【店舗情報】
店名/京都生ショコラ オーガニックティーハウス
住所/京都府京都市左京区岡崎天王町76-15
TEL/075-751-2678
定休日/月、火休
営業時間/12:00~17:00(LO)

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