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耳元で囁いて

今日はひたすら寝てました。昼頃、頭痛が少ししたので、アイスノンで頭を冷やしながらうとうととしました。久しぶりに本当に調子が悪いな、という感じ。

 夜、目を覚ましたら、頭痛はすぅっとひいていてアイスノンの威力にびっくりする。単に寝たからかな?

 ベッドの上で起きるかどうか迷っていたら、電話がかかってきてそれでようやく起きました。こういう元気がない時に、親しい誰かの声を聞いている、というのは悪くないな、と思う。うん、全然悪くない。

 もちろん、ものすごく体調が悪い時には「放っておいてほしい」と思うけれど、多少気分がよくなるとね。なんというか、自分が喋るよりも、人の話を聞くのが好きなので、目を瞑って受話器を耳にあてていると、耳元で話をしてくれてるような気分になるんだ。

 だから、私は目をつぶって「かまわないから。ねぇ、話して」と掠れた声で呟く。時々咳をしながら、たまに相づちをうちながら。

 「君は、賢いね」と意外そうに彼が言う。「それはどうも」と私は少し笑って答える。君に認めてもらえたとは光栄だよ。その「賢さ」は、時に諸刃の剣にもなったりもするけどね。

【参考書籍】

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