とくしま動物園を見て、動物園の見せ方が変化している事について

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母方の祖母の法事をかねて、週末に徳島へ行ってきました。徳島は、もう子供の頃から何十回と行ったことがありますし、私が運転免許をとったのも徳島でした。この時は一ヶ月の合宿免許でとったんですが、とにかく、なじみのある町で、気候は温暖だしお魚は美味しいし、あの方言(「ほなけんな」とか、「元気にしてるんじょ?」とか)もなんだか好きなんですよね。すだちは美味しいし。

なので、我が家には、レモンやゆずをかける料理には代わりに「すだち酢」をかける傾向があります。というか、ポン酢も我が家は「すだちポン酢」ですから。w

それはおいといて、今回は本来なら父と母が二人で行く予定だったんですが、それを聞いた姉が甥っ子ユウと一緒についていくと言いだしたので、それなら私も写真が撮りたいし行く!と手をあげました。もう最近疲れてるので、癒されたいんです。まぁ、私は甥っ子が可愛くて仕方ないんで。w

で、ついでに向こうで祖母の姪のKさんにも会いましょう、と。すると、それを聞いた兄が「じゃぁ、俺らも暇だから行こうかな」と突如言いだし、大阪に住んでいるので徳島で合流しようという話に。兄夫婦+甥っ子二人。

つまり、父・母・姉・ユウ・兄夫婦・甥っ子二人、そして私という、9人の大所帯に。なんでや…。どんなに仲がいいんだと思われるじゃないですかwww

土曜日の朝出発。世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」を通り一路徳島へ↓

明石海峡大橋

途中高速が渋滞に30分ほどはまりましたが、11時半にはお寺へ到着。四国八十八箇所をめぐるお遍路さんの姿がちらほら見えます。読経をあげてくれた僧侶の方が、こちらの大所帯にちょっと驚いておられましたが「故人の方も喜んでおられるでしょう」と笑顔でした。

お遍路さん

法事が終わると、早速鮨やへ。法事のたびに行く店なんですが、徳島は海に面しているので魚が美味しいです、やっぱり。はまち、タイ、ひらめ。

鮨

甘エビ、あじ。私も母も甘エビ好きなのです。昔は鮨が嫌いだったのにいつの間にか好きになってしまった。あれは美味しい鮨を食べてなかったからなんだなーと今は思います。金沢で美味しい鮨を食べて以来、私はいっぺんに好きになってしまいました。

鮨

そして、子供3名が喜ぶ動物園に行ってきました。

とくしま動物園

ホッキョクグマ。母の友人も合流したんですが、彼女によると、このホッキョクグマのところが一番よいらしい。と、いうのも、ガラス一枚を隔てたすぐ近くまで来てくれるし、もちろん水中からも見られるから、と。この日はそれほど暑くも寒くもなかったんですが、ホッキョクグマにしては暑いんじゃないか?というような気温でしたが、彼らは水中に潜るわけでもなく、陸上をうろついてました。

北極熊

北極熊

こちらはニホンジカ。「なんすか?」みたいなね。

ニホンジカ

まったくやる気がない狸。まぁねぇ…。

狸

レッサーパンダ。顔つきとかしっぽが思わず「ラスカル!」と呼ばせる。いや、あれはアライグマだ。

レッサーパンダ

エゾヒグマ。

エゾヒグマ

マントヒヒは、なんというか、老練で知性を感じる。何かを思索しているようだ。

マントヒヒ

タイガーは格好良かった!

タイガー

ミーアキャットってあんなに小さいんだね。私の肘から指の先ぐらいじゃなかろうか。

ミーアキャット

これは多分羊。たぶん。山羊と羊にはふれあえる、というふれあいフレンドパーク内で。

たぶん…羊?

ところで、このとくしま動物園は、すごく子供用の設備が整っている!と姉が驚いていました。子供用のトイレや手洗い場は広いし、水道の位置は子供の背丈に合わせて何段階かに分かれいたり。そう言われてみると、確かに。動物園って基本的にやっぱり子供のため、子供を持つ親をターゲットにして作られている施設なんだな、と改めて思った次第。

それに、私が昔小さい頃に行った動物園はもっと動物は狭い檻の中にとじこめられてつまらなさそうにコンクリートの上に寝そべっていて、見てるこちらも息苦しくなるそんな動物園で、だから私はあまり動物園が好きではないのだけれど、最近はそうでもないのかもしれません。北海道の旭山動物園は、動物の生態に出来るだけ近い状態で飼育していることで有名ですが、他の動物園に関しても徐々に変わってきているのかも。

今回のこの動物園も、フライングゲージでは、ドームの中でたくさんの鳥が放し飼いになっておりその中に私たちが入っていくんですが、すぐ目の前を鳥が横切ったり、餌をついばんだりしててじっくりと眺めることが出来ましたし、サバンナエリアでは広い敷地の中で草食動物がゆったりと草をはんでいました。つまり、動物たちが置かれている状態が、人工的であるにしろ、出来るだけ動物にストレスにならないよう作られてました。

タイガーや虎も同様に。

あと、動物たちが隠れる場所というのをちゃんと作ってあって、もちろん見る側からしたら隠れられてしまうとつまらないなぁと思うんですけど、一日中人の目にさらされている動物のことを考えるとそういうスペースを作ってあるというのはすごく大切なことなんじゃないかと思いました。

ちなみに、今回のとくしま動物園は、昔は市内にあったようですがこちらに数年前に移転したようです。母や祖母の姪の方に言わせると、市内から随分離れてしまったので行きにくくなった、という不便さも確かにあるようですが、今回移転してかなり人里離れた場所にあるためか敷地が広くなり、それぞれの展示スペースが比較的ゆったりととられているので、こういう見せ方が出来るようになったのかもしれません。

市内にあり多くの人々に見てもらえるチャンスがあり、子どもたちが多く動物にふれあえるチャンスを作ることが動物園の意義だという考え方もあるでしょうし、それとも多少アクセスが悪くても出来るだけ本来の動物の姿を見せることこそが動物園なのだ、という考え方もあるでしょう。ただ、個人的には動物もまた生態系の一部、人間のために必要以上に動物にストレスを与えるのは避けられるのであれば避けて欲しいと思います。

ちょっと他の動物園も見てみたくなりました。

さて、その後、併設の遊園地のようなところで周遊列車にのり、

周遊列車

ホテルに到着。

徳島の夕暮れ

夜には、会席料理をいただきました。夜中に兄と赤ちゃんが38度を超える熱を出したので、救急病院に走るというハプニングもあったようですが(私と姉とユウはぐっすり別の部屋で寝てたので、朝知った)、なんとか無事に全員が帰宅。

確かに疲れましたが、楽しかった。家族旅行って、姉や兄が結婚したらもう行かないだろう、と思ってたんですが、なぜかうちはよく行ってるなぁ。まぁ、いいんだけど。(笑)

【関連サイト】
徳島市:とくしま動物園
とくしま動物園 – AWA@TELL まいにち

住所/徳島市渋野町入道22-1
TEL/088-636-3215
入場料/大人500円 子ども無料
閉園日/毎週月曜日、年末年始


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