EOS Kiss Digital XとNikon D80 レビュー記事まとめ

　今日もちらつく雪。本当に私を滅入らせる。

　帰り、今日は家電量販店に寄ってみた。一晩考えてみたけれど、やっぱりD40Xは候補から落とすことに。機能が中途半端な上に、ダストリダクション機能さえついていない、というのは痛い。

　というわけで、Nikon D80か、Canon EOS Kiss Digital Xにするか。

　迷いつつ、色々レビューをみたのだけれども、そのうち参考になった記事レビューの中で自分が注目した点をメモがわりにまとめてみた。

【レビュー】キヤノン EOS Kiss Digital X 実写インプレッション (1) 世界的スタンダードモデルの進む方向 (MYCOMジャーナル)

【まとめ】

・ゴミ取り機能を搭載。今回、Kiss DXでは「超音波振動ユニット」を搭載。
・D200並みに広げたD80は別としても、α100やK100Dよりもファインダー視野が狭い。
・合焦速度が、D80やα100、K100Dは1.2～1.8秒ほど、KissDXは0.8秒
・フル充電で撮影できるのは約360コマと少なすぎ。旅行に出かける場合にはバッテリーが必須。

ITmedia D LifeStyle：より使いやすく快適に――キヤノン「EOS Kiss Digital X」 (1/5)

【まとめ】

・ファインダーの質が悪い。視野率が上下左右95％、倍率約0.8倍。
・AFが合いにくい場面でMFをするのが難しい
・ゴミ取り機能は、オリンパスに近いやり方なので効果が期待できる。（オリンパスの「ダストリダクション機能」は他のメーカーのゴミ取り機能と比較すると抜群に素晴らしく、他のメーカーのものは今一だ、という評判。）
・独自機能としてゴミデータを記録してソフトで消す、というもの。撮影前にゴミの位置を記憶させておけば、EXIFにゴミの位置が記録され、ソフトを使ってすぐにゴミが消せる。
・ボディ内蔵の手ブレ補正機能がない。
・小型軽量で低価格デジタル一眼レフカメラの雄の名に恥じない完成度の高いモデル。
・キヤノンは、明るくわかりやすい絵で青っぽい傾向があるが、Kiss DXでは少し弱められて一般的に。ホワイトバランスも向上。色の乗りがあまりよくない時もある。

以下はニコン D80について。

【レビュー】ニコン D80 実写インプレッション (1) コンパクトなボディに上級機の性能を凝縮 (MYCOMジャーナル)

【まとめ】

・1020万画素CCD以外、D80に派手な飛び道具はない。ボディー内手ぶれ補正もなければ、ゴミ取り装置もない。
・逆光などで暗くなった「D-ライティング」の搭載が新しい
・画像保存メディアにSDメモリーカードを採用したので、コンデジからのステップアップも容易。
・フル充電のバッテリーで2700コマまで撮影可能(カタログ値)
・ファインダーが見やすい。D200と同等。
・解像力についてはD200を凌駕。ほぼ同じCCDを使用するα100よりも解像力は高く、限界近くでの色収差も少ない。画像処理エンジンを新設計しただけのことはある。

ITmedia D LifeStyle：小型軽量ボディに多機能を凝縮――ニコン「D80」 (1/4)

【まとめ】

・ファインダーには倍率0.94倍、視野率95％のガラスプリズム式を採用し、クラス最大倍率の見やすさ。
・液晶モニタは晴れた日の屋外でも見やすい。
・「D-ライティング」によって、暗部を明るく補正したり、画像全体のカラーバランスを調整したり、モノクロやセピア調に変換したりできる。
・素材性重視のD200に対して、D80では彩度やシャープネスが強調されていて、メリハリのある絵。見栄え重視で鮮やか。
・最新のデジタル一眼レフ機なのに、メカ的なゴミ除去機能に対応していない。

ITmedia D LifeStyle：使い心地にこだわった中級デジ一眼――「D80」の開発者に聞く (1/4)

【まとめ】

・D80はどちらかといえば写真をたくさん撮る人、写真を趣味にしている方々がターゲット
・ファインダーには特に力を注ぎ、クラス最大倍率を実現。
・画像編集のひとつ「D-ライティング」は、単に暗い部分を明るくするだけでなく、ライティングの効果もかもし出せます。わざと暗く撮って、D-ライティング機能によって雰囲気のある描写にするなど、芸術感覚や遊び感覚で活用して欲しい
・パッと見て鮮やかであり、はっきりとした輪郭があり、メリハリ感のある絵作り

これをふまえつつ、もう一度EOS Kiss Digital XとNikon D80を実際に見比べてみたけれど、やっぱり私にはD80は重すぎる。とても持ち歩けない、と思いました。確かに中級機としてはいいし、格好もいいけれどレンズによってはもっと重くなる可能性もあるので、それはかなり厳しいな、と。あと、ダストリダクション機能がないのはやっぱり痛い。私は仕事用としてもこれを使うつもりなのだけれど、ゴミ撮りの手間があるかないかは結構重要だ。それに一度ゴミがつくと、それがすごく気になるんですよね。

と、いうわけで、ボディはEOS Kiss Digital X　のブラックにほぼ決定。あとはレンズ選びです。

レンズに関してはまた明日。