カフェ＆ギャラリー「neutron（ニュートロン）」で特製煮込みハンバーグを食べてみた（烏丸三条）

下鴨神社へ初詣に行った後、ACTUSやFrancFranc、Sally Scottをのぞく。

そして「パスタが食べたい」というご要望に応えるべく、私の脳内の京都グルメマップをぺらぺらと開いてみた。

“四条烏丸あたりでパスタが食べられる店ねぇ。COCON KARASUMA内に入ってる店でもいいし、先日行ったflowing KARASUMA（→sorarium : 北國銀行をgrafがリノベーション「flowing KARASUMA」（四条烏丸））のパスタも美味しかったからそこでもいいし、あるいは、一度行ってみたいなぁと思ってる「ロビンソン烏丸」という手もある。でも、場所がいまいちわからない…。
確かこの周辺に移転した「traction cafe」は…パスタあるだろうし、ここも行ってみたいなぁ、でもここも場所がきっちり覚えてないからなぁ。
そういえば、パスタじゃないけど先日行こうとして席がいっぱいで入れなかった「Gaspard de la nuit」でもいいかも！いやいや、まぁ、パスタ希望だからこれはなしなし。”

うーん、と考えた末に、じゃぁ、今日は文椿ビルヂング内の「cafe & dining + gallery neutron（ニュートロン）」に行ってみましょうか、と四条烏丸から三条通りへとてくてくと上がってみた。三条烏丸のスターバックスを西へと曲がると、文椿ビルヂングの姿がお目見え。久しぶりだな。

このビルは、大正9年に建てられた木造建築の洋館で、「大正浪漫」を彷彿とさせる瀟洒（しょうしゃ）なたたずまいが魅力の建物。約5mもの天井高があるため、開放的でとても気持ちがよい。

文椿ビルヂング-文椿ビルヂングについてによると、もともと呉服商社だったこのビルは、2004年10月に久和幸司建築設計事務所によってリノベーションされました。

これがきっかけになったかどうかはわかりませんが、この時期ぐらいから烏丸界隈がわりあい賑やかになってきた印象が私にはあります。

二階へと靴音を響かせながら、木の階段を上がってゆくと、そこがニュートロン。

以下詳細。

Jazzの流れる店内には、様々なアーティストたちの作品が並べられ販売もされています。窓際の本棚には、アーティストファイルも。

あとで雑貨やTシャツなどを少し見ましたが、ニュートロンのコースターがあって、これが錫？か何かで作られてる重いシルバーの味のあるコースターで、ちょっとでこぼこしてて、すごく気に入ってしまった。あれ、いいなぁ。今度買おうかしら。

ディナーはアラカルトでもコースでもOKですが、プリフィックスコースの1,800円コースにしてみた。コースの内容は以下の通り。

メイン（今月のパスタや、鶏、和牛、豚などから選択）
今月のサラダまたはスープ
パンまたはライス

他にも、カジュアルディナープレート（1,350円）として、ワンプレートでシェフオススメの食材をもりこんだ日替わりメニューもあるし、お腹がすいてたっぷり食べたい人には月替わりのディナーコースもあって、どんな場面でもあわせられるのが嬉しいね。

↓私はサラダを選択。今月のサラダは「カジキマグロ」のバルサミコ酢サラダ。ちょっと酸味のあるバルサミコ酢と、カジキマグロの淡泊ながらもしっかりとした味わいが前菜にぴったり。

↓本当なら私はライスを頼んだのだけれど、あいにく切れてしまったようでパンに変更。これはフランスパン。

↓メインには、「特製煮込み和牛ハンバーグ」。あつあつの鍋で煮込まれたこのハンバーグ、脂ののった和牛肉をデミグラスソースで煮込んであり、そばにカリフラワーやうずらの卵やアスパラガスが添えられています。

どうやら、ニュートロンのハンバーグはシェフおすすめでもある人気メニューなのだそうですが、確かに、これは、本当に美味しい。

↓この日は、駅から運転する予定だったので、私はアルコールはなし。がっかりしながら、まぁ、仕方がないのでいつもは頼まない「アップルティー」を注文。あ、このガラスのカップ＆ソーサーは、なんとなくefishを思い出す（→sorarium : 鴨川が全面に広がる「efish（エフィッシュ）」（河原町五条））ね。

※と思ったら、あちらはソーサーはガラスじゃなかった…。