「マールブランシュ」みやこみち店のカラフルな南部鉄器とロールケーキ(京都駅)

スポンサーリンク

週末に、昨年10月にリニューアルオープンしたという京都近鉄名店街の「みやこみち」に行ってきました。お目当ては、京都で最も有名だと思われる北山のケーキやさん「Male Branche(マールブランシュ)」です。

マールブランシュみやこみち

先日、コメントにて辻村久信氏(SOU SOUの設計などしてる人)がデザインしたオリジナルの南部鉄器がカラフルですごく可愛いと聞いたので、それをチェックしに意気揚々と向かいました。(若干迷いましたが、実は近鉄駅のすぐ目の前だった…!)

マールブランシュのカラフル南部鉄器

南部鉄器はお店に入ってすぐ、右手に見つけました。

南部鉄器

確かにカラフル。どうやらフランスでもともと販売されていたのを、今回辻村久信氏が型からオリジナルで作ったらしいです。

南部鉄器

dsc00284

えび茶・空色

dsc00285

ワインレッド・若草、と色は5種類。直火にかけられないので、用途はティーポットに限られます。価格は7,980円。

気に入ったのは、麻とえび茶色。ワインレッドも結構よかったです。麻が一番いいな、と思ったのだけれど色が剥がれるとかなり目立つし迷いますね。それに、南部鉄器はかなり重いです、当然のことながら鉄で出来ているので。

持ち上げるのにもちょっと力がいります。量は結構入るんですが、お手入れも実は結構面倒そうなので、普段使いに買うのには躊躇ってしまいます。価格も価格なので、今回はちょっと保留。

とはいえ、せっかく来たのだし、マールブランシュと言えばケーキを食べようよ、と誘って、ケーキとお茶のセットを注文。お茶はもちろん、この南部鉄器でちゃんと入れてくれるらしい。

マールブランシュ・カフェで栗のロールケーキを注文

マールブランシュ

さすが近鉄とはいえ京都駅中にあるだけあって、お客さんはひっきりなしに入ってきます。京都のスイーツといえば「マールブランシュ」なので、お土産として買う人も多いんでしょうね。

マールブランシュ

ずらりとショウケースに並ぶケーキたち。一番有名なのはモンブランですが、今回は「栗と和三盆のロールケーキ」(500円)を注文。あとお茶と一緒に頼んで、席へ移動。

dsc00291

ちなみに、この下の写真の白い壁のタイル。

dsc00294

これが、辻村久信氏が手がけた部分、だそうです。

dsc00289

dsc00292

しばらくしたら、店員さんが運んできてくれました。

dsc00297

ロールケーキと、南部鉄器ティーポット、そして、マールブランシュの代表作「茶の菓」も一つついてきます。

dsc00301

特製ホワイトチョコレートをお濃茶ラングドシャで挟んだ「茶の菓」。

マールブランシュ

奥の方に座って、ぱくり、と一口。ロールケーキを食べたのだけれど、少しスポンジがぱさついてる印象が。あら?

私の中で、最高峰のロールケーキは小山ロールで、あれが基準になってしまっているのでそう感じるのかもしれないけれど、もっとロールケーキにはしっとり感が欲しい。中身は、栗と羽二重餅のようなもちっとした食感、そして生クリームが入っていたのだけれど、いかんせん生クリームが私にはちょっとくどく感じました。

実は、私は生クリームはわりあい苦手。だったら何故ロールケーキを頼む、と言われそうですが、小山ロールの生クリームは全然くどくなかったので…。というわけで、少し残してしまいました。んー。残念。やっぱりモンブランにするべきだったか…。

dsc00298

使い込まれた南部鉄器。

dsc00299

少し、はげてきているのがいい味出してます。

dsc00303

このお茶の湯飲みがわりと可愛い。

店のサービスについて

駅構内ということもあってセルフというのはわからないのでもないのですが、それはちょっと…というのが何点か。

  • 食器返却はセルフサービス(でも、一応置いておいてください、と言ってくれる)なのは、仕方ないにしても、その返却口が客席から丸見えの場所。もう少し配慮すべき。
  • 返却口でジュースが倒れて、床がびしょ濡れになっても、スタッフがなかなか気づかない。
  • お皿を置いたまま出ていった客がいて、席がないのでその場所に新しい客が座ったのだけれど、お皿は置いたまま。それをしっかりスタッフが見ているにもかかわらず、片付けない。(ちょっとした気遣いぐらいすればいいのに)
  • お茶は、別々のものを注文したのに、取り違えて置かれる。

正直、また行きたい!と熱烈に思わせるものがなかったのは残念ですね。味も同様。

マールブランシュは京都で最も有名なケーキ屋と言っていいでしょう。口コミ等でもいつも評価が高いです。ただ、本店は北山にあり、なかなか買いに行けない人も多かったと思います。その点、みやこみちだと、ふらっと寄ってお土産に購入する人も多いし、便利に感じる人もいるでしょうから、それはそれでいいんだろうなと思います。近鉄京都駅構内にあるので、素早く客をさばく必要があり、なかなか食べている客にまで目が行き届かないというのは確かにあるでしょうし…。

ただ、ちょっとした焼き菓子などをお土産に購入するにはいいかもしれませんが、個人的にはこの「みやこみち」では多分もう食べようと思えないかな、という印象でした。私がカフェに求めるのは、くつろぎ感と丁寧なサービス、何より美味しいお茶、またはスイーツなので、セルフ式は苦手だということがよくわかりました。(笑)

観光にやってきて北山まで行けないけれど、絶対食べたい、という人にはいいかもしれませんね。

とはいえ、一番有名なのは「モンブラン」だそうで、最近やっとモンブランが食べられるようになってきたから、今度北山本店の「モンブラン」を試してみたいです。

【関連サイト】
Male Branche(マールブランシュ)
関谷江里の京都暮らし : ■京都駅みやこみちの 「マールブランシュカフェ」と「侘家三昧」

【関連記事】
sorarium – 京都で最も有名なケーキ店「マールブランシュ」のジュレ・クランベリー&無花果ケーキ(北山)

【店舗情報】
マールブランシュカフェ(セルフ形式)
住所/京都市南区西九条院町7-2 京都駅近鉄名店街店
TEL/075-661-3808
FAX/075-661-3793
営業時間/9:00 – 21:00

スポンサーリンク
この記事をお届けした
sorariumの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする

『「マールブランシュ」みやこみち店のカラフルな南部鉄器とロールケーキ(京都駅)』へのコメント

  1. 名前:きっちょむ (@kiccyon) 投稿日:2011/12/09(金) 21:18:38 ID:589fc6ab0

    持ってるのか?凄い QT @15az: @kiccyon カラフル鉄器あるよん☆→ http://t.co/ZBcAbuN8 http://t.co/upOn1t25