陶芸家・葉山有樹氏の作品集「葉山有樹作品集 A Pattern Odyssey -文様をめぐる450万年の旅- 」発売

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item_1454_1陶芸家・葉山有樹氏の作品集「葉山有樹作品集 A Pattern Odyssey -文様をめぐる450万年の旅- 」が発売されました。この人の緻密で複雑な文様には目をみはってしまいます。

この作品集には、東大教授と葉山氏が世界各国の文様について語った対談や、mina perhonenの皆川明氏のエッセイスパイラルのキュレーター岡田勉氏、さらに、フィンランド・デザインミュージアム官庁のMarianne Aavの原稿も収録されており、作品だけではなくこれらのテキストにも注目したいです。

そして、ブックデザインはおなじみ「groovisions」です。

ね、興味はひかれるでしょう。

しかし、何よりこの文様の精密さ!

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(via 葉山有樹展 in フィンランド

上の写真は、葉山氏がフィンランドへ行って、そこで制作されたもの。著名人ブログ artgene.blog|OCNアート artgene.(アートジェーン) でスパイラルキュレーター岡田氏がレポートされてます。

フィンランドの野に咲く草花をモチーフに文様を描き、その仕上げの一週間になります。釉薬も窯も異なる環境で、果たして何が出来、どんな交流の成果が形になるのか興味は絶えません。でも、少し短すぎる感じなのが残念です。しかし、しかし、こうした経験の成果って言うのは、事後にじんわり滲み出てくるものなのかも知れませんね。

今回の作品集についての説明が陶芸家・葉山有樹の文様をめぐる450万年の旅|OCNアート artgeneに。

写真家・畠山直哉の手によって、磁器のうねりや焼成の際に浮かび上がる気泡、釉薬の盛り上がりなど、肉眼では捉えきれない作品の質感を生々しく映し出しており、この一冊を手に取れば、葉山氏の綴る文様の旅を辿ることができるでしょう。

OCN Cafeではその葉山有樹作品集「A Pattern Odyssey -文様をめぐる450万年の旅-」を抽選で5名にプレゼントという企画もやってますので、欲しい人は応募してみましょう。応募期間は1/9(水)10時まで。

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