次世代型のブックオフ 自由が丘店

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実際に書店で働いておられるchakichaki氏は、時々自分のブログ「本屋のほんね」で「勝手に本屋ミシュラン」と銘打って、色々な書店を格付けしておられるのですが、今回ターゲットとなったのは、次世代型ブックオフ自由が丘店。

2007-01-04 勝手に本屋ミシュラン #54

よく見ると床は絨毯だし、通路には観葉植物は置いてあるし、備品も紙っぺらのものが布製になってるし、店員の制服も汚いジーパンエプロンじゃない黒服だし、BGMもさりげなくジャズを流しているし、「いらっしゃいませぇ!」と大声でやまびこ挨拶はしてないし、結構いい雰囲気。細かいところにまでかなり行き届いた配慮をかけているのが見て取れます。やべぇ、しょうもない新刊書店なら完全に負けるぞ、これは。BGMの途中で「♪本を売るならブックオフ」のCMが入ってジャズの名曲が台無しになってるのが唯一の救いか?

写真を見る限り、今までのブックオフとは一線を画しているのが一目瞭然。うわ、これはすごい。ブックオフといえば、あの「いらっしゃいませ」攻撃と、黄色いエプロンなのですが、それさえない、という。こりゃ本当に生半可な新刊書店では太刀打ちできなさそうだ。その上、TUTAYAのTポイントもたまるらしい。

新刊書店は大変だなぁ。

話は新古書店からは離れるけれども、


今、新刊書店で買う利点というのがあんまり私には見受けられないんですよね。今や、雑誌でも本でもなんだってオンラインで購入できてしまって、その上Amazonなんか1500円以上購入したら送料無料で家まで送り届けてくれて、さらにキャンペーン期間なら、Amazonギフトカード(期間限定)がいくら以上購入すると必ずもらえる、とかそういうサービスがついてくるもんだから、やっぱりオンラインで買ってしまう。

書店は好きです、もちろん。働いてたぐらいだから。でも、さ。足りない。人をひきつける何かがリアル書店にないと、まずいでしょう、やっぱり。その何か、で成功しているのが、恵文社一乗寺店であり、MEDIA SHOPだったりするわけですが…。個性的ばかりでもまた困るし。難しいところですね。

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