さよならカラー

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最終日。

最も身近にいて、
最も気があって、
先輩というよりも寧ろ戦友のような、相棒のような
そんな人でした。

制作部には、私とその人がいて
私が入社した時から約3年弱、ずっと側でやってきました。

その間に色々な事、例えば彼女の結婚だとか、
最も信頼していた上司の退職だとか、
色々あったけれど
お互いにカバーしあったり、タッグをくんだりしながら
やってきてて
彼女の事がとても好きだった。

社内ではわりと異質なパートではあるから
余計に結束が強かったのかもしれない。
たった二人。

お互いに制作するのが好きで。

デザインの方向性は違ったけれど、
それはたいした問題じゃなかった。

とても、淋しい。

いつか来ることはわかっていたけれど。

新しい人がどうとか、そういうことではなくて。
ただ、私は淋しいんだ。

送別会の後の帰り道、車の中で一人になった時、ほんの少しだけ涙が出た。

今日の夕暮れには、完璧な半円を描く虹が出て、
彼女の10年をしめくくるにはふさわしすぎて
たまらない気持ちになった。

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『さよならカラー』へのコメント

  1. 名前:あつ 投稿日:2006/07/15(土) 22:29:45 ID:d94fbed42

    最終日、いろいろと考える事
    あっただろうね。
    入社時からずっと一緒だった彼女との
    別れだもんね…。

    涙もろい、そらちゃんとしては1人になるまで
    よく我慢できたと思うよ。

    7連勤とお別れ ご苦労様。

  2. 名前:そら 投稿日:2006/07/17(月) 20:14:13 ID:bd61ec731

    私、ほんと涙腺が弱くて困ってるんだよ、最近特に。(笑)些細な事でもさ。

    ありがとう。