下鴨神社の休憩処「さるや」の名物・申餅と氷室のかき氷

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みたらし祭であしつけ神事に参加した後は、みたらし団子をお土産に購入。あとはのんびり糺の森を散策するのもいいですが、下鴨神社の中にある休憩処「さるや」の名物を食してみるのはいかがでしょうか。

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真夏の名物・氷室の氷

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氷室の氷は、自家製蜜いちごみるく、抹茶あずき、黒蜜白玉の3種類があって各700円。注文したのは、抹茶あずきです。

ついてきた説明の紙によると

下鴨神社大炊殿(おおいどの)の氷室は、冬の新鮮な雪を、夏まで糺の森に保存しておく所のことです。京の真夏の伝統行事、下鴨神社氷室神事は、氷の朔日(ついたち)とも呼ばれ、氷を宮中へ献上したり、氷室開き神事で無病息災を祈願し、 氷を口にしてお祓いをしました。「さるや」では、古事にならい、暑い夏を平穏無事にお過ごし願いたいと、初雪のような純白の氷をかき、「鴨の氷室の氷」を再現しました。

とのこと。

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さらさらのパウダースノーのようなカキ氷に、甘すぎない小豆と、ほろ苦い抹茶の蜜がついてきて、自分で盛りつけます。

実はわたしは粒あんがあまり好きではないのですが、ここの餡は優しい甘さですごく美味しい!カキ氷自体も本当に淡雪のように繊細で口溶け感が素晴らしい。

いつもカキ氷を食べると最後の方は飽きてしまうので、ちょっと量が多いかな、と思ったのですが、二人でシェアしたらあっという間に食べきれてしまいました。

ちなみにさるやさんが使っている氷についてはこちらが参考になるかも。→京都で天然氷がもっとも相応しいであろう場所 それは…|天然氷屋のオヤジ まささんのブログ

復活した申餅(さるもち)

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そしてさるやさんのもうひとつの名物がこちらの申餅セット(600円)。明治初年までは、葵祭の申の日に小豆のゆで汁でついたお餅が神前に供えられ、ほんのりとはねず色に輝くこの餅のことを「葵祭の申餅」と呼んだのだとか。

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はねず色とは、明け方の一瞬、空が薄あかね色に染まる様子で、命の生まれる瞬間とされています。食べることで体を清め、元気の気をいただき、無事息災に過ごせるようにと祈った故事にならって、約140年ぶりに復元されました。

丹波産大納言小豆と餅米で作られた申餅。こちらもほんのりとした甘さの小豆が少しだけ入っていて、黒豆茶と一緒にいただくと、暑さが少しやわらぐ気がしました。

【店舗情報】
店名/さるや
住所/京都府京都市左京区下鴨泉川町59 下鴨神社境内
TEL/075-781-0010
定休日/無休
営業時間/10:00~16:30

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『下鴨神社の休憩処「さるや」の名物・申餅と氷室のかき氷』へのコメント

  1. 名前:こねこ 投稿日:2014/08/23(土) 23:46:15 ID:7145f9c74

    この夏 2度もTVで見たかき氷が魅力的で‥。
    祇園の『PAGE ONE』って 老舗の氷屋さんがつくられたお店のメニューにあります。器はお父様の手彫で、かき氷は口に入れたらふわふわっととけるそうです。

    とても魅力的なのですが、いつも1人で行動してるので
    涼しい店内で氷に入った氷を食べきる自信ないなぁと思ってました。

    こちらは外でいただくんでしょうか?それならいけるかも。
    次の夏に‥。

  2. 名前:そら 投稿日:2014/08/24(日) 11:48:16 ID:2eb5a053e

    >こねこさん

    ひゃーーー!
    pageone、これですね。
    めっちゃ美味しそうです。
    早速メモしておきました。

    確かにかき氷って一人で食べるとなると結構多いんですよね。
    さるやさんは中でも外でも食べることができますよ〜
    中も冷房入っておらず開けっ放しなのでそれほど寒くないです^^
    また来年にでも。