mt ex 粟島展レポート(5)粟島マンホール、そして瀬戸芸作品をめぐる

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mt ex 粟島展レポート(4)瀬戸内国際芸術祭の作品「漂流郵便局」に心打たれましたの続きです。

漂流郵便局に行った後はあてもなくぷらぷら。しばらくすると、不思議な猫のオブジェが。これは島内で何度も見かけました。

ナビ猫

海で使わなくなったブイを使用して作られたオブジェ。ナビ猫といって案内板のような役割をしてくれます。これには「フミヤベンチ」とあって、何かと思ったら鶴瓶と藤井フミヤが粟島を訪れた時に、藤井フミヤが寝そべったベンチのことでした。相方はマップに「フミヤのベンチ」とあったから、藤井フミヤが制作したベンチがあるのかと思っていたらしく、実際のベンチを見てズッコケそうになっていました。粟島マンホール

粟島のマンホールは、亀にのった浦島太郎と竜宮城が描かれています。

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まず訪れたのは「粟島海洋記念館」です。明治30年に日本初の海洋海員養成学校として誕生した建物で昭和62年に廃校になりました。

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ぎしりときしむ廊下の床板や、柔らかい木の柱…ここだけまるで別世界のようなそんな気がしました。非常にノスタルジックな気持ちにひたれます。

日比野克彦mt ex 粟島

そこで展示されていたのは複数のアート作品。まずは日比野克彦の「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト」。

海洋記念館には、海底探査で粟島付近の海に沈没していた「さつき丸」から引き上げられた物が展示されていました。正直、へぇ…という感想以外には特になかったのですが(笑)

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そして、ETAT/エリック・トーンクヴィスト&マーリン・ベルフラージュ「海の図書館」。来訪者が本を寄付していく小さな図書館をスウェーデンの建築家ユニットが設計しています。

海が見える図書館、というより図書室かな。世界中から海に関する本を集めて展示されていました。ここから瀬戸内海をのぞむ景色が本当に美しくてとても気持ちよかった。

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坂田阿希子「コッペサンド舎」。長年、地元で愛されるパン屋さん「へんこつパン」の焼きたてパンに、手づくりの具材をたっぷりサンドしたコッペサンドを販売、とありましたが、私たちが行った時にはすべて売り切れ。残念でした。食べてみたかったなぁ。

粟島製塩所

山本浩二「粟島製塩所」。瀬戸内海沿岸は製塩が昔から盛んだったそう。ここでは海水を散布するミストルームがあって塩の結晶の中を歩くことができます。

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塩が精密機器に入るといけないので、かばんなどは外に置いて、靴にはビニールのカバー。

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このドームの中に入ると、ちょっともわっと少し熱気を感じました。二分間隔でミストが出るというのでしばらく待っていると、しゅわーーーーっと確かに水蒸気みたいなものが散布されましたが…あれ、これで終わり?

相方は「やっぱり現代アートはよくわからんわ…」とつぶやいていました(笑)

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たけうち商店さん。アートあわしまバッグ発見!

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あ〜楽しかった。そろそろ帰ろうか、と船着場に向かうとすごい行列。30分ぐらい待ってようやく乗り込めました。

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最後に須田港の待合所で、島内をまわって押したスタンプを押した用紙をキャンペーン用ボックスに入れておしまい。当たってるといいなぁ。

須田港の船

たった一日でしたが船で島へ向かうという非日常感のせいか、休日をすごく満喫した気分になれて最高でした。たまにはこういうのもいいですね。

mt exが粟島で開催されていなければ、きっと一生訪れることもなかった場所。そんなきっかけを与えてくれたmt展に感謝。(まだ続きます。最後は買った限定マステ大公開!)

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