流れたのは初夏の雲

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 では、今日から少しずつ拾い集めた黄金のカケラを整理して、ガラスケースの中に入れていこうかな。

 【前半戦】

 28日(土)は仕事だったので、特に何をしたわけでもなく、夜には週末の喜びをしみじみと噛みしめていました。シキ君がベルリンへ出発する前のメールに羨ましがらされる。

 29日(日) 日頃の睡眠不足を癒すかのように半日以上をベッドの上で過ごす。幸せとはこういふことをいうのだろう。

 自分が決めたことなのに、守り通す強さも持てずに、溜息をつく。突き飛ばしているのは私なのに、どうしてもっときつく抱きしめてくれないの、と言ってるのと同じだ。盾と矛を握りしめてる。

 30日(祝) 駅で待ち合わせをする。なんていい天気。時間には少し余裕があると聞いたので、このあたりでは一番私が気に入っているカフェへと連れていくことに。そこはギャラリーが併設されていて、いつも企画展が開催されているんだけれども、二階には常設で美しい器が展示販売されている。打ちっ放しのコンクリートの壁と、あたたかみのある木のテーブルの上に並べられた器たちが、とても静謐な印象を与えて、この空気感がなんとも好きなんです。

 ランチをカウンターにていただく。以前はコースではなく、本当にカフェのような感じでグラタンとかパスタとか頼めたんですが、ちょっと変わったみたいですね。

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 照明のあたり具合も好きなんだけどね。こういう。

 その後、


少し周囲を散歩してから、湖岸へ。水辺というのは何かしら人を惹きつける作用を持っているものですが、この日は本当に気持ちの良い晴天の休日だったので、バーベキューを楽しむ人たちが多かったです。ファミリーで。

 琵琶湖を眺めて何をするわけでもないのですが、落ち着く。ただ、それだけ。その後、キャンパスを歩いてみたりしつつ、ちょっと時間もあまりないことだし、と早めに夕食をとる。

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 確信犯。卑怯だよ、と私は思わず声をあげて、まいったと溜息をつく。そんなのってないよ。

 それでも私は最後の抵抗を試みる。負けることはわかっていても、戦わないといけない場面、というものがあるから。

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