奈良の世界遺産「興福寺」と「東大寺」奈良の大仏を見てきました

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さて、ならまちを散策していたら時間がなくなってきたので大急ぎで華厳宗大本山 東大寺へと向かいます。行きとは違って近道をしたのですがそれでも20分ぐらいかかりました。

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近道で興福寺の真横を通っていくのですが、時間がないのでほぼ見るだけ…
これも世界遺産なんですけどねー^^; また今度じっくり見に来るのでごめんねー!(でも窓口のところに興福寺のポストカードが売られていたので、それだけはしっかりと購入しました)PA070441

興福寺の五重塔。こちらは青い空に映えて本当に美しい。まさに古都奈良って感じです。

写真を撮ったら、早足で東大寺へ。奈良の大仏を見に来たのですが、拝観時間が時期によって違い、10月だと17:00に閉門してしまうのです。

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ようやく南大門に到着。平安時代に大風で倒壊し、現在の門は鎌倉時代に再建されたものなんだそう。国内では最大の山門らしいです。左右には大きな仁王像が安置されていますが、このあたりにも鹿がうろうろしているので、なんとも微笑ましい。

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南大門からまっすぐ進んで左手に曲がり、5分ぐらい前にようやく入場!入堂料は大人500円です。

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秋の夕陽に照らされた大仏殿は、穏やかで綺麗。実は昔、小学校の修学旅行できたのがこの奈良の東大寺でした。もうすっかり忘れてしまっていましたが、この場所にたつとおぼろげに記憶が蘇ってきます。

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この大仏殿は二度焼失していて、鎌倉と江戸時代に再建されたものなので、最初に建てられた形とはかなり違う外観になっています。その比較は後で模型で見ることができるのですが、あれ!全然違うじゃない…!とびっくりしますよ。

また、大仏殿は世界最大級の木造建築として知られています。もちろん東大寺も「古都奈良の文化財の一部」として世界遺産に登録されています。

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中に入るといきなり鎮座ましますのが東大寺盧舎那仏像。いわゆる「奈良の大仏様」。この写真ではわかりにくいと思いますが本当に大きい〜!!!像高(座高)が14.98mもあるんですって。約15m近く!

どうしてこんなに大きい大仏を作ろうと思ったんでしょうね、聖武天皇は。と後で調べてみたら、この時代は、大きな地震や乱があったため、それを鎮め国の安定を願って造られたようです。

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そして東大寺盧舎那仏像が座っている蓮弁(蓮の花弁)の一枚が展示されていましたが、ここにも細かい線刻がほどこされ、これは華厳経の世界観を表しているそう。

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あ、これが先ほど述べた模型です。左が最初に建設された大仏殿、右が今の大仏殿です。かなり違いますよね、間口も狭くなりましたし。

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大仏殿といえば、やはりこれですよね(笑)柱に穴があいているのですが、これは大仏様の鼻の幅(0.98m)と同じだそうで、人が通れるようになっているのです。

小学生の頃はやったような…。さすがに大人は無理かなぁーと思っていたらやってる人がいましたw 大人でもいけるようです。結構行列だったので私はやりませんでしたが…。

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中にあったおみやげ物屋さんは、出る頃にはもう片付ける準備をしていてポストカードを買うこともできず撤収〜。

25年ぶりぐらいにみた大仏さまは非常に凛々しかったのですが、あまりにも大きすぎてなんだか本物じゃないみたいに感じてしまいました…。なんて罰当たりな(笑)

個人的にはもっとこじんまりとした等身大の仏像の方が好みだなぁ、、、などと思いながら、とりあえずは駆け足で見られたことに満足して奈良を後にしました。

今週末からは奈良国立博物館第64回正倉院展が始まるので、こちらも行きたいのですが、11月12日(月)までとそれほど会期が長くないので、行けるかどうか微妙なところです。

でも久しぶりに訪れた奈良はすごくいい町で、公園や緑が多くほっとする気持ちのいいところでした。あと外国人観光客が随分目についたのですが、京都〜奈良で訪れる人が多いのでしょうね。

【施設情報】
施設名/華厳宗大本山 東大寺
住所/奈良市雑司町406-1
TEL/0742-22-5511

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