私は平野氏の小説を何冊か読んだのだけれど、わりと好きな作家の一人だ。「葬送」はもう一気に読み進めてしまった。その平野氏と「web進化論」の梅田氏の新潮における対談はわりと有名。で、その事について江島氏がblogで触れていたのですが、そのエントリに平野氏本人がコメントつけていて、さらにコメントに対する返信を江島氏がさらにエントリでしていて…というやりとりはかなり面白かった。
そこでも少し平野氏はネットの匿名性について述べられていたのですが…今回もちょっとネットについて深く触れられています。
つい最近になって、私は知人の忠告から、wikipediaの「平野啓一郎」の項目を見てみたのだが、そこで目にしたのは、極めて不快な事実だった。最初の私についての極当たり障りのないプロフィールに続けて、次のような記述がある。
詳しい事は平野啓一郎ブログ – web2.0的世界において、「名誉」を守るということについてを参照してもらえばいいのですが、この記事について404 Blog not foundのコガイさんもエントリをあげていて、これまた面白い。
平野氏もようやくblogを始められたようなので(それもはてなだ!)、今後が楽しみだ。