手作りのおはぎに大行列!大阪・千日前「玉製家」に行ってきました

スポンサーリンク

P1100204

常に行列ができている噂の和菓子屋さんが難波・千日前にあると聞いて、いつか行ってみたいと思っていました。こちらはおはぎ専門店「玉製家(ぎょくせいや)」。賞味期限は当日、もしくは次の日限りなのでお土産にはあまり向きません。おはぎも、粒あん、こしあん、きなこの三種類だけ。それなのにこんなにも人が並ぶのにはなにか理由があるのか?それを確かめるべく私も並んでみることにしました。

Sponsored

玉製家の待ち時間

なぜか14時という中途半端な時間から販売がスタートするのですが、週末の15時半の時点で30組ぐらい既に行列ができています。そんなに待たないだろうと思って並んだものの、全く行列が動かないので一旦諦めて離脱。

そして17時前に再び行ってみると、さきほどよりちょっとだけ行列が少なかったので、覚悟を決めて並ぶことに。

しかし、行列は本当になかなか進みません。

木枯らしが吹きすさぶ中震えながら待って、結局購入できたのは70分後でした。辛い!私の前の男性は、本を一冊読み終えてしまっていました。

店内に入れるのは5人まで。一人抜けたら、一人店内に入れる、というシステムなのですが、ここのおはぎは作り置きは一切ありません。注文を受けてからご主人が餡やきなこをつけて箱詰めしていくので、とにかく時間がかかるのです。一人で大量に頼む人もいらっしゃるので、列が全然動かない、ということも。

平日の列が少ない時間帯を狙って並ぶのがベター。週末はかなり待つことを覚悟しましょう。

玉製家のおはぎ 注文の方法

お店は間口がせまく、中に入ると小さなカウンターにおかみさんがいらして、すぐ奥の方でご主人がおはぎを作っておられます。5人のお客さんが入るとそれだけでお店の中はぎっしり。最初に注文をしてから、椅子があるので座って待ちます。

おかみさんは非常に感じの良い方で、寒かったでしょう、と声をかけてくださったりと心遣いが嬉しくて、あぁ、このおかみさんが好きで通っている人もいるんだろうなぁと想像できました。

さて、種類ですが、「つぶあん」「こしあん」「きなこ」があり、箱は4種類。

6個入り…882円
8個入り…1,176円
10個入り…1,470円
15個入り…2,205円

です。

10個入りまでは1種類か2種類まで(一列ずつ同じ餅を入れるため)、全種類食べたい場合は15個入りのみ。

きなこは当日中、つぶあんとこしあんは次の日中に。絶対に冷蔵庫に入れないように、とのこと。

私は8個入りを注文しました。

玉製家のおはぎ…これはお婆ちゃんのおはぎそのもの

P1100230

そして買って帰ったら、きなこだけは当日中なので早速いただきます。でっぷりとお饅頭のようなおはぎが一列ずつ詰められており、きなこの方はこぼれないようビニールで包まれていました。

P1110238

こしあんのおはぎ。たっぷりと餅につけられたあんこは、ほんのりとした甘さ。小豆の甘さ、モチ米の甘さが相乗的に味わいを高めて、一個食べただけで満足感がすごい。和菓子の甘さって、ケーキや焼き菓子では味わえない充足感だと思うのです。甘いものが欲しい、と思った時、このおはぎを一つ食べたら脳内から麻薬が出そう。

P1100236

きなこは、モチ米のつぶつぶ感が残っているのに、口の中にいれた瞬間にとろりと舌にとろけていきます。たっぷりのお砂糖と混ぜたきなこは、とても懐かしい。

小さい頃、おばあちゃんがよく作ってくれたおはぎもこんな味だった気がします。私はおばあちゃんのおはぎが大好きで、おはぎの後に余ったお砂糖がいっぱい入ったきなこを、お行儀悪くご飯にまぶして食べてしまうような子どもでした。

無邪気なそんな時代の記憶をゆりおこすようなおはぎは、じんわりと心に染み入ります。もう一度食べたい。

行列に並んだ時って、並んだ時間だけ期待度が高まるので、実際食べた時は非常に評価が厳しくなりがちなんですが、ここは冬に1時間以上並んだ甲斐があったと思いました。本当に本当に美味しかった。特にきなこが。

いつまでも続いてほしい。

【店舗情報】
店名/玉製家(ぎょくせいや)
住所/大阪府大阪市中央区千日前1-4-4
TEL/06-6213-2374
定休日/木曜・日曜・祝日(彼岸・お盆期間中は営業)
営業時間/14:00~売り切れ迄

スポンサーリンク
この記事をお届けした
sorariumの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする