地元の人に800年以上も愛され続けている倉敷銘菓「藤戸まんじゅう」

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岡山といえばきびだんごですが、倉敷の銘菓といえば、まず出てくるのが橘香堂の「むらすずめ」ですよね。薄いクレープのような生地につぶあんが包まれていて、これはこれで美味しいのですが、もう一つ…倉敷ならでは、倉敷にしか売っていない銘菓があります!

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それが、この「藤戸まんじゅう」です。創業800年以上にもなる倉敷の老舗饅頭屋で、商品はこの「藤戸まんじゅう」のみ。たった一つ、このお饅頭だけを売ってきて800年もの間続いているのです。地元の人に愛されていなくてはできることではありません。P9170377

地元の麹を使用した酒粕を絞って、毎朝作っている甘酒と小麦粉で作られた薄い半透明の皮の中には、上品な味の十勝産小豆で作られた上品な味わいのこしあんがぎっしり詰まっています。いわゆる酒饅頭なのですが、酒饅頭好きの私にとってはたまらなく好きな味。

こぶりな一口サイズなのでとっても食べやすいのですが、食べ過ぎてしまうのが玉に瑕です(笑)個人的にはむらすずめより藤戸まんじゅうの方が好きですね。

よく似たお菓子として岡山銘菓「大手まんぢゅう」があるのですが、これはどこにでも売っています。大きな違いは賞味期限。藤戸まんじゅうは保存料などを使っていない和菓子なので、ほんの3日ほどしか持ちません。

お土産に、というよりも、本来は法事やお盆、お彼岸、お年賀など地域に密着したお菓子なのです。だから本店に行くと、いつも地元の人が帰省した子どもたちのためにたくさん買い求めにきています。忙しくないシーズンには、あんこだけでも売ってくれるみたいです。

本店も100年以上前に建てられたそうで、映画「三丁目の夕日」のロケにも使われたとか…。淳之介が母親を訪ねて高円寺まで行った時の高円寺の和菓子屋さんです。

ちなみに、相方の同僚の方が昔倉敷で働いていたそうで、相方が帰省の土産としてこれを会社に持っていくと「うぉ〜これすごい好きやった!懐かしい!美味しい!」といつも喜んでくれるそう。昔はこんな風に個別包装していなかったそうなのですが、今は個別に包装されているので会社へのお土産としてみんなに配るのにもちょうどいいですね。

そして義実家に帰省するとこれを時々用意してくださっているのでありがたくいただくのでした。3日しか持たないけど、冷凍できるから安心です!食べる時は常温で自然解凍したら、美味しくいただけますよ。

【店舗情報】
店名/藤戸まんぢゅう 藤戸本店
住所/岡山県倉敷市藤戸町藤戸48
TEL/086-428-1034
定休日/
営業時間/

藤戸まで行くのはちょっと遠いですが、駅前の天満屋倉敷店、アリオ倉敷天満屋ふるさと館、JR倉敷駅構内売店などでも販売されています。

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